存在感抜群のスタイル!!ゴシックファッションの魅力とは?

ゴシックファッションは、その独特の世界観に魅了された人は、その魅力にハマってしまう人も多いです。ここでは、ゴシックファッションの魅力についてお届けします。

ゴシックファッションの歴史とは?

ゴスロリ

現代のゴシックファッションは、ヴィクトリア朝風やエリザベス朝風のドレスデザインが多く、中世ヨーロッパ的なゴシック様式から直接的に影響を受けているファッションと言う訳ではありません。
しかし、本来のゴシックファッションと言うのは、西ヨーロッパで15世紀前半に誕生したスタイルです。吸血鬼の衣装や19世紀ヨーロッパの衣装でも特に礼服がゴシックファッションの原型モデルになっていると言われています。その他にも、別系統のゴスファッションとして、少しゴシックスタイルが派生したパンクロック調のテイストのものもあります。
世界でもゴシックファッションの持つ独特のスタイルを好む人は世界にも多くおり、欧米やヨーロッパ等でもそのスタイルはゴシックファッション愛好家に支持されています。日本では、日本のアニメ文化やロックな音楽を好む人からは、ゴシックファッションの支持は大きく、ゴシックファッションは一つのファッションタイルとして肯定的になってきています。日本ではゴシックを略して「ゴス」と言われており、ゴスとはゴシック的なファッションスタイルや趣味を好む人の事を指しています。

日本のゴシック文化とは?

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日本のゴシック文化は、欧米のゴシックファッションやゴシックロックの音楽等に大きく影響を受けています。このゴシック文化の特徴には、不健全さや反道徳性と言った要素が強く主張されています。日本のゴシックブームは、1980年代に流行ったポジティブパンクバンドと言う音楽のジャンルが登場した事がきっかけとなっています。この頃の時代には、バンドの影響を受けて黒服を身にまとう人や、バンドのイメージにあったテイストを自分の服装に取り入れる人が多く、ゴシック文化は日本でも大きく広まっていきます。

欧米のハードコアな印象を与えるスタイルに影響を受けている

ハードコアなファッションとは、パンクロックスタイルのように反体制的な過激さがデザインにあり、ゴム製のラバー素材のアイテム、モヒカンヘア、鼻ピアス、タトゥーと言ったスタイルが挙げられ、欧米ではこのスタイルがゴシックとされています。
そんな欧米の影響を受けて、日本でもゴシックスタイルは広く広まっていきます。海外のゴシックファッションと比べると、ファッションに露出性があまり無く、その露出性の無さがよりゴシックファッションらしいスタイルであると日本では認識されています。

ロマンティックな要素がデザインに反映されている

日本のゴシックファッションの特徴として、ゴシックロリータに影響されたようなレース、フリル、バッスルスカートやコルセット等、デザインがドレッシーなものが主流となっています。なので、欧米で主流となっているハードデザインのゴシックファッションはあまり日本では見受けられません。日本では、ロマンティックな要素がゴシックファッションのデザインに反映されているスタイルが殆どです。

ゴシックファッションの特徴とは?

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ゴシックファッションから派生したり、他のスタイルとミックスされたスタイルがあったり、ゴシックファッションと一言で言っても、そのスタイルには様々なタイプがあります。では、どんなスタイルがあるのか幾つかご紹介します。ゴシックファッションの参考にして下さいね。

ゴシックファッションの種類

正統派ゴシック

正統派ゴシックには、ロマンチゴスと言われるスタイルがあります。スタイルの特徴として、ロングドレスにコルセットが組み合わさっていたり、クラシカルなシャツとパンツの組み合わせだったり、スーツ、タイ、ロングブーツ等が挙げられます。他にも、悪魔や魔女のイメージさせたファッションアイテム等も、正統派ゴシックをより輝かせるアイテムとして人気があります。

パンクゴシック

パンクゴシックは、イギリスで1980年代前半に登場したポジティブパンクが元となっており、ポジティブパンクバンドのような格好がパンクゴシックの象徴となっています。

サイバーゴシック

英米ではゴシックとレイバーのハイブリッドをイメージさせるようなスタイルで、見た目にも派手さが目立ちます。カラフルな色のエクステを付けるスタイルが主流で、サイバーゴシックという新しいゴシックスタイルです。

ゴシックファッションの身なり

ゴシックファンゴシック、ロック、メタルと言った音楽から派生したゴシックファッションは、実にダークなイメージや冷気を感じるスタイルが印象的です。例えば、ゴシックファッションには服装と一緒にメイクもゴシックに仕上げます。なので、死体をイメージさせるような白塗りのメイクをしたり、目の周囲を黒いアイシャドーで囲ってダークな印象に仕上げたりして、ゴシックのイメージにより近づけます。他にも、黒髪に全身真っ黒のスーツと言った体のラインを強調する服装、悪魔をより感じさせる為にシルバーアクセサリー等を付けて演出します。
基本的に白や黒と言ったモノトーンな色合いの服装がゴシックファッションには多い特徴があります。しかし、中には赤、青、ピンク等の派手なカラーでデザインされたゴシックファッションもあります。このように、ゴシックファッションも、時代と共に変化しており日々多様化しています。

普段着からゴシックファッションを取り入れるコツとは?

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ゴシックファッションは、特別なイベントの時はもちろん普段着でもファッションを楽しむ事が出来ます。最近のゴシックファッションのデザインには実に様々な種類があり、普段着にも着やすい軽めのデザインのものから、大いにゴシック感が感じられるデザインのものまで、幅広くデザイン展開されています。

クラシカルデザインのものを選ぶ

まず、ゴシックファッションで大事なのは、クラシカルなデザインのアイテムを選ぶ事です。で黒のものを探すことです。ゴシックファッションのカラーとしては、モノトーンなカラーが定番で多くなりますが、クラシカルなデザインを選ぶ事でよりゴシック感を演出する事が出来ます。また、デザインがシンプルなタイプもあるので、普段着でも普段着もゴシック感の強いデザインや、反対にゴシック感の薄いデザインを使い分けて着用する事も出来ます。

体のラインにフィットするものを選ぶ

洋服を選ぶ際に気を付けたいポイントは、自分の体のラインに合っていてフィットするものを選ぶ事です。ゴシックファッションは、基本的に全身をモノトーンでコーディネートするのが基本です。着用する靴は、ヒールのあるものを履くとゴシックファッションをより引き立てる事が出来、ゴシックファッションと相性が良くなっています。ヒールは太かったり、厚底だったりしたものが定番になっています。自分のゴシックファッションのスタイルを見て、似合う靴も工夫をしてみましょう。

ゴシック感のある小物でゴシックを演出する

ゴシック感を演出するのであれば、小物も身に付けてゴシック要素をプラスするのがお勧めです。ゴシックファッションの定番アイテムと言えば、クロスが王道です。クロスデザインのネックレス等をファッションに取り入れるだけで、一気にゴシックの雰囲気を出す事が出来ます。あまりにクロスデザインが小さい場合アイテムとして目立たないので、サイズは少し大きめで存在感のあるものが小物使いではお勧めです。